むかしむかし中央の教育機関であった大学や国学は、身分制限があり、庶民には極めて狭き門であったそうです。
真言宗の開祖空海は、身分貧富に関わりなく、儒教・仏教などあらゆる思想・学芸を総合的に学ぶことのできる教育施設の設立を提唱し、「綜芸種智院式并序」を著したそうです。
「物の興廃は必ず人に由る、人の昇沈は定んで道に在り」
～物が盛んになるのも廃れるのも、みな人によるものである。ひとが向上するか堕落するかは、その人の信ずる道によるのである。～
この著書の中で述べた言葉を教育の中で実践していこうされているのが洛南学園です。
