遊びのなかから学ぶ
久しぶりの更新です。あまりの年度末の忙しさに更新をさぼっていました。
入試問題について考えると身近な生活の知識をよく問われるなぁと感じます。
サイコロとか積み木の問題とは私の時代は習うようなものではなく身近な遊びの中で
学んでいました。
たとえば、サイコロキャラメル・・・・・懐かしいです。こどものころよく食べて重
ねて遊んだり、展開したりしてました。赤色と白色のやつです。
数年前に販売が中止されましたが、このたび再販されることが決まったようです。
ある先生がおっしゃっていたのですが、サイコロキャラメルは立体の感覚を身に着け
るのにとても良いらしいです。簡単に手に入る立方体で1から6までが書いており、
また2色の色分けがされているのがとても良いみたいです。入試問題において展開図
を学ぶにあたって、実際にハサミを入れて展開すれば、答えもイメージしやすいですよ
ね。わが子の入試の際は、わざわざ大量にさいころを作って展開させていました。
あのころに再販されていればもっと簡単に教えられたのにと思っちゃいます。
また、私が子供のころよく泊りに行っていたら温泉旅館には、木でできたタングラム
がありました。そのころは、ただのパズルとして夢中でカードに合わせて夢中で形を
作っていました。それがまさか、幼児教育の教材として使うようなものとはまったく思
ってもみませんでした。
積み木やブロックもそうですが、身近な遊びの中で楽しみながら得た知識は、幼児教
室で習うよりもより直感的なものになるであろうと思っています。プリントのお勉強、
受験の勉強が大事なのは当然ですが、空いた時間に良い玩具を使って、好きなだけ遊ば
せることも、とても大事にしたいです。お絵描き、折り紙、おはじき、テレビゲームで
さえも必要のないものとは思えません。立体の問題や、あみだくじ、迷路、階段のじゃ
んけんなど洛南高校附属小学校のテストは、まるでちゃんと遊んでますかとの問いかけ
にも感じます。
新学期になり、受験に向けての演習量や、おけいこの時間自体も増えていき、お子様も
保護者の方も慣れるまでは大変だと思いますが、気分転換に遊びも積極的に取り入れる
ことをお勧めします。